メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.109 7月23日
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こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
 今年も子ども達には夏休みの季節となりました。私にとっては夏は選挙の季節という印象があります。今年は衆議院の解散がそろそろあるのではないかと噂され、次第にまわりも慌ただしさを増しています。
※豊橋市政へのご意見などありましたら、このメールの返信でお願い致します。

◆7月13日に市議会環境経済委員会が行われ、市民生活に関わりの深い課題が取り上げられたので一部を紹介します。
 一つ目は、レジ袋の有料化について。豊橋市ではこれまでスーパーなどで無料で提供されるレジ袋について、「レジ袋はごみ出し袋として有効活用できるため無駄なものではない」としてその再使用を啓発してきました。昨年8月の市民アンケートでも回答した1,220人の内、92%がほとんどまたは全てのレジ袋を有効活用していると答えていました。しかし、その後の11月に行った家庭ごみ組成分析調査によれば、ごみに含まれるレジ袋の内ごみ出し袋として利用されているものは22%に過ぎず、78%はごみとして排出されていることがわかりました。このようなことから、省資源・ごみ減量を進めるために、「市民へのPR、市民団体との協議」「事業者への参加募集」「事業者との協定締結」を経て、来年4月から のレジ袋有料化を目指すことになります。
 二つ目は、ビンカンボックス等での持ち去り防止対策について。市民が分別して排出したアルミ缶、こわすごみ等の資源物がビンカンボックスやごみステーションから持ち去られ、市の歳入が減少しています。減収額は概ね年間で390万円程度と推定されています。抜き取りの際の騒音、ごみの散乱等による生活環境に対する問題も起こっています。これまでビンカンボックスへのステッカーの貼り付けや抜き取り防止カバー取り付けなどを行ってきましたが、十分な効果が上がっていません。今後、資源物の買取業者に対し啓発等の協力依頼、通報体制と市による指導体制の強化を図ることとしていますが、これらと合わせて資源物の持ち去りを禁止するため、早期の条例改正に向け検討が行われます。
 三つ目は、駅前大通二丁目地区再開発について。豊橋バスターミナル、狭間児童広場、名豊ビル、開発ビルなどを含む同地区は、中心市街地のにぎわいの中心の一つとなっていました。しかし近年老朽化が進んでいることから、都市機能の効率的な更新を図り、新たなにぎわい拠点形成に資するよう、再開発事業実施に向けた検討が行われています。今回の委員会では、市がその初期検討として七つの再開発構想案を提示しました。「都市的機能」「まちなか広場」「緑の広場」をどのように配置するかというレイアウト案です。昨年3月に設立された地権者による再開発準備組合では、今年度、推進計画作成に向け調査を行っています。今後この計画策定後、その申請に基づき都市計画決定していくことになります。

☆☆☆ 議会事務局からの連絡 6月26日〜7月23日 ☆☆☆
        [豊橋市関連ニュースなど]

【6月26日】軌道緑化実証実験の工事着手について
 豊橋鉄道東田本線(市電)駅前大通停留場において軌道緑化実証実験を行うための工事を行う。工事区間は18m。6月26日から7月13日まで行われる。詳細は以下のページ。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/hodou/cgi-bin/index.cgi?p=houdou_detail&id=2296

【7月6日】豊橋市民病院における医療事故について
 平成22年11月16日、市民病院で心房中核欠損症に対して、心房中核欠損孔閉鎖術を行った際に医療事故が発生し、広範でかつ高度の心筋障害による心不全を生じ、後日、死亡された。事故原因究明のため、日本心臓血管外科学会の推薦による有識者3名を入れた医療安全調査委員会を設置し検証した結果、事故原因が特定されたので、6月20日、遺族に対して謝罪面談を行った。

以上

2012年6月26日号

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