メルマガ「きずな」 No.91 9月12日
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3.11の東日本大震災では、地震規模、津波ともに想定外と言われました。先日の台風12号により紀伊半島にもたらされた大雨も、大きく想定を上回るものだったと思われます。地球温暖化に伴う気候変動による気象の激甚化、動植物への影響は今後様々な予想外の形で私たちの生活に影響を及ぼすことが考えられます。自然現象ばかりではありません。とんでもないと言える程の円高、国や地方自治体の膨大な借金など、経済においてもどんな想定外の事態がおこるかもしれません。
想定外の事態が起こった時には、臨機応変の対応が必要になります。その時に備えて、自分にとって本当に大切な守らなくてはならないものを改めて確認しておくことが大切なのではないかと思っています。
※豊橋市政へのご意見などありましたら、このメールの返信でお願い致します。
◆先月、豊橋市の教育委員会は教育課題検討会議を立ち上げました。地域間で人口増減の偏りなどにより学校規模の格差が生じていることに対し、学校規模の適正化などへの対応方法を検討しようとするもので、教育に関わる各分野の専門家に公募による市民二人を加えた委員により構成されます。
小学校の規模が大きくなり過ぎたからといって小学校を二つに分割したり、逆にその規模が小さくなり過ぎたからといって二つの小学校を合併したりということは、容易にできることではありません。その大きな理由の一つは、小学校区が地域づくりの基本単位となっており、それを安易に合併したり分割したりすることは大きな弊害を伴うからということです。また、町の人口は時とともに変わっていきます。郊外にニュータウンが造られると若者の多い町ができ、子どもが増えます。そして、その地域の小学校は過大化します。いずれ子ども達が育ち巣立っていくことにより高齢者の町となり、学校施設は必要規模を上回るものになってしまうものと考えられます。
このことを考えると、当面の過大化、過小化した学校をなんとかする策を検討することと併せて、世代間バランスのとれた町づくりという発想を持つことの重要性を感じざるを得ません。安定した地域づくりが行われ自助・共助を進めていくため、厳しい財政の時代に向け様々なインフラを使い捨てにすることなくしっかり使っていくために、こうした考え方が重要性を増していると考えています。世代間バランスのよさは、持続可能な町であるために不可欠な要素だと思います。
☆☆☆ 議会事務局からの連絡 8月28日〜9月11日 ☆☆☆
[豊橋市関連ニュースなど]
【8月31日】中島処理場から発生する下水汚泥の放射性物質測定結果について
中島処理場から発生する下水汚泥について、2回目の放射性物質濃度測定を行ったところ、国が示した基準値を大きく下回っており、問題となる濃度の放射性物質は検出されなかった。
・測定日:8月25日
【9月1日】津波避難ビルの指定について
高台までの避難に相当の時間を要する平野部において、津波の襲来の覚知が遅れた人や、迅速に避難できない要援護者が一時的に津波から避難する施設として津波避難ビルを指定する。詳細は以下のページに記載。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/hodou/upload_file/131460608187334.pdf
【9月6日】市職員採用候補者試験の実施について
平成23年度採用候補者試験を実施する。募集する職種は、民間企業等職務経験者対象(事務職・技術職[土木・建築・電気])、国際貢献活動経験者対象(事務職)、法科大学院修了者対象(事務職)。詳細は以下のページに掲載。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/jinji/h23-saiyo/23saiyo_k.html
以上
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