メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.67 7月12日
[ホームページ http://toyo.pbeins.net/ ]

こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
今年の梅雨は九州南部方面をはじめ、各地を記録的な豪雨が襲い大きな被害をもたらしています。今のところ、豊橋市界隈ではそれほどすごい雨は降ってはいません。しかし、梅雨前線の停滞する位置が少しずれれば、いつこの地域に猛烈な雨が降らないとも限りません。
 しかしながらこのようなゲリラ豪雨に、砂防ダムや河川の堤防強化などのハード面の対策を充実するには、膨大な予算と時間を要すと言われています。だとすれば、ソフト面の充実により、被害の最小化を考えなければなりません。豪雨や災害の発生予測の強化と併せて、それらの情報の高速かつ漏れのない伝達の仕組みの整備が望まれます。同時に、家族同士の連絡方法の確認など、自衛策も考えなくてはいけないと思います。

◆参議院選挙が終わりました。昨年夏の衆議院選挙による政権交代後、民主党が行ってきた国政運営が初めて国民の評価を受けるという意味も持つものとなりました。そして、与党の民主党は大敗、自民党やみんなの党が議席を増やしています。その結果、衆参のねじれが生じ、今後の政界再編成を予感させる状況が生まれています。
 この選挙が政府の実績評価を問うという性格が強くなったこともあり、これまで流行ったマニフェスト選挙という性格が薄れたように感じます。かつての達成度の確認があいまいになりがちだったいわゆる公約に比べ、具体的な到達目標数値などを示すマニフェストは、有権者が判断の基準として使いやすいものとして重宝されてきました。しかし最近になって、マニフェストが任期末の状態を示すものであることから長期的なビジョンが語られにくくなったこと、バラ撒きが横行し始めたなどの弊害が目立つようになっていたこともあり、今回のマニフェス トが主役の座から降りたかに見える傾向は歓迎できるものです。
 バラ撒きでは強い国を作れないことは、ギリシャが証明してくれています。ケネディが「国が何をしてくれるかではなく、国のために何ができるかを問うて欲しい」というように、地域のため、国のためという想いを持つ人を育てる政策こそ、強い国づくりには最も必要なものだと考えます。共有できる夢も必要です。選挙中についた癖で、つい街頭演説風になっちゃいました。すいません。何はともあれ、参議院選挙を急ぐあまり、先の通常国会で継続審議となった地方自治法改正案など重要法案の成立に向け、早急に国会審議に取り掛かって欲しいもので す。

◎◎◎ホームページ更新情報◎◎◎

●議会発言のページに6月9日の6月議会一般質問について掲載しました。(7月11日)
 「平和・交流・共生の都市宣言推進計画の進捗状況」「鉄軌道型公共交通(路面電車を含む鉄道)充実の取り組み」「総合動植物公園のあり方」などについて疑応答しました。
http://toyo.pbeins.net/cc.html

☆☆☆ 議会事務局からの連絡 6月16日〜7月12日 ☆☆☆
        [豊橋市関連ニュースなど]

【6月30日】東三河シニアリフレッシュ事業「極・奥三河」参加者募集について 東三河広域協議会では、都市部の団塊世代を置く三河地域に呼び込み、中山間地域の活性化を図る「東三河シニアリフレッシュ事業」の実施に向け、昨年度は調査モニター事業を実施した。今年度は、置く三河の魅力満載の地域体験プログラムに加え、新たに地域産業支援プログラムを実施することになった。
http://www.east-mikawa.jp/kiwami/h22.html

【6月30日】「7対1看護基準」の取得について
 豊橋市民病院では、平成22年7月1日に東海北陸厚生局へ届け出を行い、「7対1看護基準」を取得する予定。7対1看護基準は、一般病棟において、入院患者7人に対し看護職員1人を配置するもの。同院では、急性期医療に対する手厚い看護を実現するために創設された7対1看護基準取得のため、平成19年度から看護職員の確保を進め、今回の取得に至った。これまでの10対1看護基準に比べ医療安全の確保と室の高い看護の提供が可能になるとともに、看護職員の負担軽減が図られることになる。

【7月1日】豊橋総合動植物公園の無料開放について
 豊橋総合動植物公園では、平成14年度より市民に定着してきた無料開放の日を平成19年度からは「ええじゃないか!のんほいパーク入園無料感謝デー」として開放してきた。今年度も市政施行記念日(8月1日)に近い土曜日、日曜日の二日間を無料開放日とする。
・協賛イベント:第9回市民農業まつり

【7月6日】新行財政改革プランの策定について
 本市では平成17年度から22年度にかけて、「豊橋市経営改革プラン」を策定し良質な行政サービスの提供と効率的・効果的な行財政運営に取り組んできた。23年度以降の行財政運営の方向性や改革の取り組みの具体的な工程を示すため、今年度、新行政改革プランの策定に取り組む。
・策定スケジュール
 @8月 プランの基本方針党の骨子案を公表
 A11月 取り組み項目の概要をまとめたプランの素案を公表
 B2月 最終的な行財政改革プランを公表
・策定における特筆事項
 @専門委員会の設置
 A行財政改革懇談会の設置
・行財政改革懇談会委員(委員の内2名)の公募について
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_soumu/gyousei/iinkoubo.html

以上

2010年6月16日号

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