メルマガ「きずな」 No.196 2020年12月30日
年始からの新型コロナウィルス感染拡大により、世界中の人がその生活を大きく変えることになってしまった一年が終わろうとしています。失ったものは多いですが、得たものもあるはずです。この新たに得たものにより、新年が多くの人にとって幸せがもたらされることを期待します。
今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
◆11月8日の豊橋市長選挙の結果、新しい市長が誕生し、今、改めて二元代表制の持つ意味の重要性を実感しています。選挙戦の中で報道やSNS上で発信された様々な現市長の主張について、12月定例議会等の中で、真偽や真意がかなり明らかになったと思われるためです。もし、曖昧なままであったとすれば、選挙戦中の主張はいつか忘れ去られたかもしれません。
浅井候補の、ユニチカ跡地訴訟に関して、裁判所が、豊橋市のユニチカ鰍ヨの請求額について、61億円では影響が大きすぎるから21億円にしたという解説、豊橋市の市税は高いこと、人口が増えれば市税負担が減るという解説、などの論拠を求められても全く明確な説明はありませんでした。とんでもない間違いであることが証明されたと考えています。
選挙中に主張された新たに導入するとされた政策についても、これまでの議論の中で実現の見通しがないことが明らかになっています。
「浅井よしたか『新時代宣言』」の中では、既存の都市計画マスタープランに記載された2040年(正しくは2035年)の豊橋市の人口や高齢者比率を示し、「今こそその流れを変えるためのまちづくりを始める時」と言っています。「限界に来ているコンパクトシティ構想とはまったく対極にある、豊橋市の地理や歴史を踏まえたまちづくりを強力に進めるべき」とも言っています。ところが、12月25日に行われた建設消防委員会で示された次期都市計画マスタープラン(素案)では、人口予測はそのままになっており、新たな目標が示されるということもありませんでした。コンパクトシティを目指す立地適正化計画の方針についても2018年度に策定されたものに全く変更はありませんでした。
羊頭狗肉状態と言っても過言ではないと思います。厳しい状況下にある豊橋市が持続可能性を狭めるような選択をすることがないように、しっかり議論することがより一層大切になっていると感じています。
☆☆☆ 豊橋市関連ニュースなど 9月7日〜12月5日 ☆☆☆
新型コロナウィルス感染症の豊橋市関連の情報は下記ページの「新型コロナウィルス感染症に関する情報」からご覧いただくことができます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/
【9月8日】安全運転支援装置設置促進事業費補助金
令和元年度に開始した補助制度の対象要件を緩和するなど大きくリニューアルして、令和2年度補助を実施します。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/70189.htm
【10月8日】豊橋市地域新電力会社の設立について
2020年10月に官民連携による地域新電力会社「穂の国とよはし電力株式会社」を設立し、2021年2月より、電力小売り事業を開始します。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/80440.htm
【11月20日】「豊橋市行財政改革懇談会」からの意見書提出
令和3年度から7年度までを計画期間とする新たな行財政改革プランの策定に向けて、「豊橋市行財政改革懇談会」から意見書が提出されました。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/81035.htm
【11月25日】令和2年度 第2回一般競争入札のご案内
豊橋市が保有する未利用地の売却にあたり、一般競争入札を行います。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/80846.htm
【12月18日】コロナ禍からみんなで豊橋のまちを守る条例
コロナ禍において、市民の生命・健康を守り、人権を保護し、地域経済に及ぼす影響を減らすなど、コロナ禍の影響を少しでも減らしていくため、市の新型コロナウイルス感染症対策の施策の基本を定める条例を制定しました。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/81359.htm
以上
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