メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.84 5月9日
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 今期4年の仕事始めは5月13日の臨時議会です。平成23年度一般会計の補正予算の審議をするほか、議長、副議長などの役割分担の決定をします。定例議会は6月6日から17日まで開催される予定となっています。

◆先月14日、サイエンス・コアで開かれた「一般財団法人海洋バイオマス推進機構設立記念講演会」に行ってきました。この財団は豊橋に設立されたもので、琉球大学の瀬名波准教授の講演によれば、海洋バイオマスとは火力発電所や廃棄物焼却炉からの「排ガスや廃棄物」を海の「藻類」に転換するというものです。具体的にはCO2を海水に溶かし、藻類の成長を促し、その藻類にエタノールなどを生産させようというものです。
 昨年末には筑波大学の渡邉教授のグループが、従来の10倍の効率で炭化水素を生産するという、オーランチ・オキトリウムという藻類を発見したことが報告されました。光合成により重油を生成すると言われるボツリオコッカス・ブラウニーという藻類も注目されています。これらはトウモロコシなどによるバイオエタノールと異なり、食糧問題を起こすこともなく、海で生産されるので森林破壊をすることもありません。化石燃料と違い、これらから生産される燃料を燃焼させても大気中のCO2を増やすことにはならないことから、将来のエネルギー源として、10年後と言われる商業化に期待が寄せられています。
 一方、当地域には三河湾という豊かな湾があります。藻類の養殖には絶好の環境があると言えます。富栄養化が危惧される水質改善の効果も期待されます。三河湾を中心とする新しい産業として、藻類バイオマスの研究進展には今後注目して行きたいと思います。

☆☆☆ 議会事務局からの連絡 4月16日〜5月8日 ☆☆☆
        [豊橋市関連ニュースなど]

【4月21日】赤ちゃんの駅の愛称募集開始
 平成22年11月から、乳幼児連れの方がおむつ替えや授乳のできる施設・店舗を「赤ちゃんの駅」として登録し、情報提供している。この「赤ちゃんの駅」を市民の皆さんに身近に感じていただけるよう愛称を募集する。詳細は下記ページ。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_fukushi/kosodateshien/akachan-aichouboshu.html

【5月6日】豊橋市城下老人憩の家への不審者による外壁破損について
・日時:平成23年5月2日(月)午後4時30分〜5月6日(金)午後9時の間
・場所:豊橋市城下老人憩の家(城下町北方部81-3)
・状況:午後9時頃、管理人が出勤。施設の外壁が破損しているのを発見。近くに20cmくらいのコンクリート片が落ちており、何者かがコンクリート片で外壁を壊したものと思われた。
・被害状況:石膏ボードのパネル2枚分破損

以上

2011年4月16日号

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