メルマガ「きずな」 No.80 2月16日
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豊橋の鳥インフルエンザ発生農場での殺処分が終わり、近隣養鶏農家では陰性が確認されるなど、騒ぎが一段落したと思われた矢先の14日、今度は新城で鳥インフルエンザが見つかりました。15日には、三重と和歌山でも相次いで鳥インフルエンザが発生。養鶏・養鶉農家の方々には緊張の日々が続いています。これらの農家を守っていくためには、発生後の淘汰ではなく、ワクチンによる防疫も考えなくてはいけない時期に来ているのかもしれません。
◆名古屋市議会では市長の掛け声でリコールが成立し、3月13日に出直し選挙が行われる見通しになりました。しかし、市長の公約実現に反対したからと言って議会を解散に追い込むことには疑問を感じます。最近の車では、アクセルとブレーキを同時に踏んだ時、ブレーキが優先的に効く仕組みになっていると聞いたことがあります。ところが名古屋のケースでは、ブレーキを効かなくしてしまうことになりかねない気がするからです。民主主義の仕組みの基本は、互いにけん制し合う勢力を作っておくことだと思います。国会における二院制、地方政治での首長と議会による二元代表制。三権分立もそうです。アクセルだけでは暴走してしまう危険があるためです。
しかし今回、名古屋市でブレーキとなるべき市議会が、その役割を果たしていないという審判を下されてしまったことは、他山の石としなければなりません。豊橋の市議会がブレーキとして、またある時はアクセルとしての役割が果たせているのか、ということを反省する必要があります。更に重要なことは、その作用が市民にしっかり伝わっているかということです。信頼を失うことが、大きなコスト負担となって帰ってくることになります。
☆☆☆ 議会事務局からの連絡 1月24日〜2月15日 ☆☆☆
[豊橋市関連ニュースなど]
【2月4日】高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う対応について
・発生農場における防疫措置の完了について
2月3日(木)午後11時45分に家畜防疫員が埋却地における埋却の終了を確認し、発生農場における防疫措置を完了した。
- 埋却状況:鶏906袋、卵223袋、鶏糞・飼料等1650袋(1袋は1立法メートル)
- 今後の対応:発生農場における防疫措置が完了してから21日間、制限区域内(発生農場周辺半径10km以内)でウィルスが検出されなければ、制限区域は解除される。ただし、解除後三ヶ月間は制限区域内の監視が継続される。消毒ポイントにおける畜産関係車両を対象とした消毒は制限区域の解除まで継続する。
【2月4日】豊橋市母子父子福祉手当における過払いについて
12月定期払い(8〜11月)分において一部受給者に過払いが発生した。
- 過払い対象者及び金額:61名、237,700円
(支払い対象人数・金額:1,798人、23,139,800円)
- 原因
8月に手当制度改正に伴いシステム改修を開発業者に委託したところ、プロ
グラムの不具合のため、減額対象となる受給者に対し、一部に誤った児童数
が反映されてしまい、正しく処理が行われず誤った手当額が登録されたこと
と、プログラムが正しく作動しているかのチェックが不十分だったため。
- 対応
過払い対象者に対し、今回の事情をお知らせする通知を持参し、お詫びする
とともに過払い分の返納をお願いしていく。
以上
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