メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.60 3月9日
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こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
雨降りの日が多くなりました。ちょっと早いような気もしますが、菜種梅雨というのでしょうか? 三寒四温を経て、確実に春が近づいていることを実感します。新城・川売(かおれ)の梅花も今が見ごろだという便りがありました。

◆豊橋市議会では、今月になって急遽議員定数削減の議論が盛り上がってきました。豊橋自民党市議団から3名が離脱し新会派を立ち上げ、無所属の1名とともに定数4名削減条例を提案することを発表したためです。
 議員定数を減らすことを主張する方の多くは、しっかり働いていない議員が見られるので、もっと緊張感を与える必要があるということを理由にあげます。このことについては同感です。しかし、議員定数を減らすことがその解決策になるかということには疑問を感じています。選挙活動だけに精を出す議員が選挙に勝つことだってあるからです。しっかり働く議員だけを選んでいくためには、定数削減ということより、どの議員がどんな発言をしているかを知らせるため、議会広報の充実をすることの方が有効だと思います。選挙で有権者がしっかり判断できる材料を提供するためです。
 一方、定数削減により、民主主義の実践をするために必要な大切なものを失うことが危惧されます。それは少数意見の尊重ということです。人口の少ない地域の人達の代弁者がいなくなるという心配です。また、議員定数を削減することで議会の力を上げ、より多くの成果を出せるようになることができるのか、ということについてはだれも説明してくれません。その効果が期待できないのかもしれません。定数削減を主張することは選挙にとって有利になると考えられます。それだけに、定数削減を主張することには慎重でなければなりません。
 安易な定数削減には賛成し難いのですが、議会広報充実のためには、ある程度の譲歩をしながら、議会広報充実の賛同者を増やすことも考えなければいけないのかもしれません。皆さんのお考えをお聞きかせください。26日の本会議での議論に向けて、今後、会派内での議論が繰り返される見通しです。
☆☆☆ 議会事務局からの連絡 3月3日〜3月9日 ☆☆☆
        [豊橋市関連ニュースなど]

【3月9日】「政策研究講演会」の開催について
 豊橋市は2010年を「シティプロモーション元年」と位置づけ、市民、事業者、大学、関係団体、行政が一体となって取り組んでいきます。今回、本市が取り組むべきシティプロモーション活動についての講演会を開催する。
・日時 : 3月25日(木)14:30〜16:30
・会場 : 市役所講堂(東館13階)
・テーマ: シティプロモーションを考える 〜豊橋への提言〜
・講師 : 藤崎慎一 氏(樺n域活性プランニング代表取締役)

以上

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