メルマガ「きずな」 No.28 10月25日
[ホームページ http://toyo.pbeins.net/ ]
こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
ふと庭を見た時、スイセンの球根から芽が伸びているのを見つけました。冬の寒
さが最も厳しい頃に花を見た記憶がありますが、この時期から準備が始まってい
たのを知り少し感動しました。皆さんお元気でお過ごしのことと思います。
◆リーマン・ブラザーズの破綻に端を発した金融不安は世界的な株安を引き起こ
し、世界は同時不況の様相を呈しつつあります。なぜこういうことになったのか
少し考えてみました。会社はだれのために活動をすべきかという問いに対して、
日本の企業は、顧客、地域、従業員、株主、取引先などに比較的バランスよく貢
献しようとする姿勢が見られます。アメリカの、とりわけ金融関連企業では極度
に株主のためという偏った姿勢が強く見られます。このことが儲けを最優先する
複雑な金融商品を産み、世界経済を大混乱させる事態を引き起こす元を作ったと
いうことができるのではないでしょうか? 今回誘発されたもう一つの現象は急
激な円高です。比較的ダメージの少ない日本の経済を頼りに、円の人気が高まっ
ているということのようです。
政府は負債を減らそうとするこれまでの姿勢を一時棚上げし、30日(木)にも定
額減税などを盛り込んだ追加経済対策を発表する予定です。この試練を乗り越え
るには数年を要すると思われますが、その後には新しい秩序の中で再び世界経済
は成長を始めるはずです。円の強さを見ると、その時の世界のリーダーとなるの
は日本経済なのかもしれないと、淡い期待を抱いています。日本食、漫画、禅な
どの日本の精神性など、日本に対する世界の注目度は随分高くなっていることか
ら、企業経営におけるマネージメント手法もそのモデルをアメリカ企業に代わっ
て日本企業が提供することになるのではないかという期待もあります。日本の社
会に世界の人があこがれるようになれば素晴らしいと思います。
昨日24日の夕方、前官房長官の町村信孝衆議院議員が豊橋に来られ、市会議員
と懇談の場が設けられました。その中で今回の金融危機について、応急対策とし
ての緊急措置は重要だけれど、それだけで終わることなく、もっと重要であるは
ずの危機の根本原因の追究と恒久対策を進めていただくことをお願いしました。
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●市政レポート「きずな」のページに08年秋号を掲載しました。(10月23日)
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※議会事務局からの連絡 10月08日〜10月24日
[豊橋市関連ニュースなど]
【10月24日】LRV(全面低床電車)導入スケジュールについて
豊橋鉄道は、12月中に営業運転開始を目標に準備を進めているLRV(愛称「ほ
っトラム」)について、今後の導入スケジュールを概ね以下のように決定した。
・10月27日(月) 赤岩口車庫において車両の納車
・10月30日(木) 関連企業による安全祈願祭及び終了後報道公開
・11月5日または6日〜 本線走行試験(延べ2〜4日間)
・11月24日(月)〜 運転手習熟運転(本線走行)
・12月上中旬 試乗会
・12月19日(金)(予定) 出発式、営業運転開始
以上
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