豊橋市では今年度末で第5次総合計画が終了することから、現在、第6次総合計画の策定が進められています。1月28日からの臨時議会では、条例で議決事項と定められている豊橋市基本構想の議決が行われました。総合計画の改定に伴い、 行財政改革プランや都市計画マスタープランなどの様々な市の計画の更新作業が進められています。それらに対して議会の意見を求めるため、四つの常任委員会が活発に行われています。2月5日金曜日は建設消防委員会と総務委員会が行われ ます。その模様はYouTubeの豊橋議会チャンネルでLiveや録画で見られます。

◆第6次総合計画の基本構想は、本来、12月定例議会に提案される予定となっていました。11月の市長選挙で浅井市長が誕生しましたが、この計画については、佐原前市長の主導により1年以上かけて案が作られてきたものです。そこで、浅 井市長として計画案を見直し修正するために、議会への提案を1ヵ月遅らせたということです。
　しかし、市長は12月下旬に目の治療のため、10日ほど豊橋を離れていました。市役所は年末年始休暇が6日間ありました。作業期間はほんとに少なかったことが想像できます。提出された議案は、内容の構成は昨年8月に示された素案とほ とんど変わらないもので、そこに「新時代」とか「人づくり」という言葉を追加したというくらいのものでした。豊橋市政の今後10年の方針を定めるものであるだけに、一年くらいかけて見直すことが必要だったのではないかと思います。
　一人会派のある議員は、市長が選挙中に掲げていた主な施策が全く反映されておらず、市民の負託に応えるものでないことを理由に議案に反対しました。
　私たち自民党市議団は、昨年からの特別調査委員会で議論されてきた内容であったことから、議案には賛成しました。その上で、附帯決議を提案しました。その内容は3点です。一つ目は、「目指すまちの姿」で示した八項目にその土台と してということで、「未来を担う 人を育むまち・豊橋」が追加されていたことに対して、本基本構想における「目指すまちの姿」としては当初の八項目を位置づけ取り組むこととするものです。二つ目は、財政が厳しい状態にあることを踏 まえ、継続的に行政コストの増加を必要とする新たな施策を講じる場合には、それに対応し得る確実な財源を確保または見通すこと。三つ目は、地球温暖化の進行が著しいことから、グリーン社会に寄与する産業の集積と振興の方策の検討を 積極的に行うことです。公明党、元輝会、豊橋だいすき会、とよはしみんなの議会にも賛成していただき、附帯決議は可決されました。

☆☆☆ 豊橋市関連ニュースなど　9月7日〜12月5日 ☆☆☆

　新型コロナウィルス感染症の豊橋市関連の情報は下記ページの「新型コロナウィルス感染症に関する情報」からご覧いただくことができます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/

【12月18日】コロナ禍からみんなで豊橋のまちを守る条例
　コロナ禍から市民の生命、健康及び人権の保護並びに地域経済に及ぼす影響の最小化を図ることなどを目的とする条例を制定しました。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/81359.htm

【12月22日】市民ふれあい農園の利用者募集について
　令和3年度市民ふれあい農園の利用者を募集します。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/9399.htm

【1月6日】社会実証実験として公園でキッチンカーを営業する事業者を募集！
　公園利用者のニーズや事業者の出店に関する課題等の把握を目的に、移動販売車(キッチンカー)による飲食店の営業を行う社会実証実験を実施することにしました。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/45072.htm

【1月21日】市と医師会・薬剤師会が連携、自宅療養者の医療提供システム充実
　新型コロナウイルス感染症患者のうち自宅療養者の健康観察(発熱や呼吸器症状など)を毎日行っていますが、今後は自宅療養者にパルスオキシメーターを貸与し、動脈血酸素飽和度（SpO2）の確認を同時に行います。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/81923.htm

【1月28日】SDGｓ推進パートナー募集
　持続可能なまちの実現に向けて、豊橋市とともに取組等を実施していただける企業や団体を「豊橋市ＳＤＧｓ推進パートナー」として募集します。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/76524.htm

【2月2日】奨学金返還支援対象事業者が増えました
　業種別に届出順で掲載しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/57298.htm

以上