メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.170 9月30日

 29日に9月定例議会が閉会しました。今回は28年度決算の審査など行われました。最も議論が白熱したのは補正予算の多目的屋内施設検討調査事業費1,300万円についてです。豊橋公園に新アリーナを作りそれを核とするまちづくりについ て、その方向性及び施設の機能などについて調査を行うというものです。
 この件に関しては28年度にも400万円の予算で調査が行われていましたが、当局はその結果を議会に示していませんでした。そのことで紛糾しましたが、28年度の調査結果も質疑材料として提出を求めるという異例の委員会審査を行い、本会議では原案可決した後に附帯決議を行うということで決着しました。

◆決算特別委員会では、従来の現金主義による決算書類とともに初めて統一的な基準による財務諸表も示されました。発生主義によるもので企業会計と同様の考え方によるものです。各地方自治体は平成20年頃から発生主義による財務諸表を作成していましたが、いろいろな簡易な作り方をしていました。それが28年度決算からきちんと固定資産台帳の整備を行うという、総務省が示す統一的な基準で作られるようになったというものです。財務諸表は以下のページにあります。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/8816.htm
 まだ初めてのことで前年と比べるということができないのですが、少なくとも二つの重大なことが分かりました。
 一つは純資産の減少です。純資産変動計算書では税収や国県の補助金の合計額から純行政コストを引くことで計算されます。正確に言うと、その値に資産の評価差額などの特別要因の調整も行ったものです。企業会計で言えば、損益計算書に相当するものであると思っています。減少ではなく増加が望ましいものです。
 平成28年度の豊橋市の一般会計等(ほとんど一般会計のみと言える)では、その純資産の減少が107億円もありました。純資産は資産総額から負債を引いた値でもあります。28年度末の純資産額は約4千億円。この傾向が改善されなければ、 40年後には純資産が0円、つまり、豊橋市の資産は全て借金で賄われたものばかりということになります。自立した行政運営の危機となります。
 もう一つは、本年度末資金残高です。27年度末に比べて5.5億円少ない、39億円でした。改善をしなければ、何か事業をしようとしても資金不足ということになり兼ねない状態です。
 27年度までの簡易な方法による財務諸表では、ここまで切迫したものではありませんでした。これらを改善するには、行政コストの縮減と歳入の増加が必要です。急がなければなりません。決算委員会ではこのことを指摘しました。

☆☆☆ 豊橋市関連ニュースなど 8月29日〜9月30日 ☆☆☆

【9月1日】精神障害者の入院医療費助成を拡大します
 精神的な病気の治療は再発の防止を含め比較的長期にわたることが多いので、通院医療費の自己負担を軽くする制度です。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/item/6629.htm

【9月1日】中学生の子ども医療費受給者証を発行します
 平成29年12月より、中学生の医療費(保険診療分の自己負担額)の全額を助成します。対象者には、子ども医療費の受給者証を発行するための申請書を9月末に郵送します。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/17888.htm

【9月4日】平成29年度豊橋市政策分析報告書を公表しました
 平成28年度決算に基づく政策及び細事業の評価結果がまとまりましたので、その内容を報告します。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/item/45149.htm

【9月12日】「改正がん対策基本法で変わる社会」講演会を開催します
 がん対策基本法の改正を中心に、国の動きや企業に求められる治療と労働の両立支援を推進する社内整備等のがん対策について、わかりやすく講演します。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/secure/52255/29gankouenkai.pdf

【9月21日】バイオマス利活用センター見学会を開催します
 4月から分別を開始した生ごみを処理する、バイオマス利活用センターの見学会を開催します。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/item/51721.htm

以上

2017年8月28日号

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