メルマガ「きずな」 No.110 8月15日
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こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
オリンピックが閉幕しました。NHKのテーマ曲「風が吹いている」も耳につく程聞きましたが、もう流れることがなくなると思うとさみしいです。寝不足の日もありましたが、世界を身近に感じた2週間でした。
※豊橋市政へのご意見などありましたら、このメールの返信でお願い致します。
◆平成23年度の豊橋市各会計決算見込みの概要が配布されました。市のホームページの以下のページに掲載されています。
www.city.toyohashi.aichi.jp/zaisei/pdf/23kessanmikomi.pdf
これによれば一般会計の23年度歳入では、法人市民税など市税の増や子ども手当制度の変更に伴う国庫支出金の増があったものの、市債の減などがあり、前年より0.2%減の1,185億円となりました。歳出については、子ども手当費、障害福祉サービス等給付費や生活保護費の増などにより前年より4.9%増の1,142億円となりました。この収支差額から翌年度に繰り越すべき歳入を差し引いた実質収支差額は42億円で、前年より約6億円の減となりました。
この収支計算は、歳入に市債の発行による借り入れや基金の取り崩しなども含むもので、企業が行う資産や負債の増減まで加味する損益計算とは異なるものです。収支差額が黒字というのは、翌年度の歳入まで手をつけることなく当年度の歳入で賄えたという程度と理解すべきだと思います。そこで、健全性を確認するために様々な財政指標が計算されています。
まず、毎年必ず必要になる経費と、その年の特殊要因によるものを除いた歳入との比率を経常収支比率として計算しています。この数値が低ければ、財政の自由度が高く、別の表現をすれば財政の弾力性が高いということになります。豊橋市ではこの目標値を85%としていますが、23年度は86.8%となっており注意を要する状態にあります。
借入金である地方債の残高は、8年連続の減少となり1,076億円になりました。将来負担比率というのは、公社や出資法人も含め、自治体が将来支払う可能性がある負債の一般会計に対する比率です。この値は57.1%で16.4%も改善されており、良好な数値と言えます。
企業会計では、水道事業は1億1千万円、病院事業は2億2千万円の利益となったものの、下水道事業は中島処理場の分流水処理施設が供用開始したことにより、その減価償却費等が生じたこと等により8千万円の損失となりました。下水道事業の赤字は平成6年以来です。
9月議会では決算特別委員会が設置されます。使われた経費は無駄なく十分に効果を上げることができたのか、様々に変化する情勢に対して適応することができたのか、などの視点から議論して行きたいと思います。こんなことも確認して欲しいというようなことがありましたら、是非お知らせ下さい。
☆☆☆ 議会事務局からの連絡 7月24日〜8月14日 ☆☆☆
[豊橋市関連ニュースなど]
【7月24日】フリースポットの運用開始についてについて
市役所東館1階と13階で携帯端末等で高速のインターネット通信が行えるようフリースポットを開設する。詳細は以下のページ。
www.city.toyohashi.aichi.jp/hodou/cgi-bin/index.cgi?p=houdou_detail@id=2372
【8月4日】穂の国とよはし芸術劇場「プラット」オープニング式典等について
来年4月オープン予定の穂の国とよはし芸術劇場「プラット」の、オープニング記念式典、記念事業などにつき以下のページに記載の要領で行う。
www.city.toyohashi.aichi.jp/hodou/cgi-bin/index.cgi?p=houdou_detail@id=2410
【8月10日】津波避難場所として利用するための覚書締結について
国道23号バイパス豊川橋料金所跡地を津波避難場所として使用するための覚書を、名古屋国道事務所との間で締結した。詳細は以下のページ。
www.city.toyohashi.aichi.jp/hodou/cgi-bin/index.cgi?p=houdou_detail&id=2434
【8月10日】愛知県からの災害廃棄物の試験焼却に関するアンケートへの回答
愛知県が実施を予定している災害廃棄物の試験焼却について、県内市町村に対し協力を要請するアンケートがあった。このアンケートに対し、豊橋市は以下により回答した。
・回答内容:試験焼却を実施しない
・回答の理由:
(1)3年前に発生した鳥インフルエンザ埋却うずら等の焼却予定があり、資源
化センターの焼却能力に余裕がない。
(2)資源化センターには焼却灰を長期保管できる場所がなく、市最終処分場
用地を仮設保管場所とする場合、飛散防止対策が必要となる。
・回答日:平成24年8月10日
【8月10日】「あなたの街の渋滞箇所教えて!!」について
国土交通省では、中部地域各県の道路交通渋滞対策推進協議会および中京圏渋滞ボトルネック対策協議会において「地域の渋滞箇所」(案)を選定した。より地域の実感に合う内容とするために広く住民・道路利用者の皆様からの御意見を下記ホームページ上で募集している。
www.cbr.mlit.go.jp/road/public/
以上
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