メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.105 5月3日
[ホームページ http://toyo.pbeins.net/ ]

こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
 ゴールデンウィーク真っ最中です。私は月曜日は牛川の渡し、今日は浜松ガー デンパークに行ってきました。どちらも近くて無料。それでも、それぞれ快適で リフレッシュすることができました。
※豊橋市政へのご意見などありましたら、このメールの返信でお願い致します。

◆5月1日、一昨年6月の浜名湖カッターボート転覆事故の犠牲となった西野花菜さんの両親が、三ケ日青年の家の指定管理者である小学館集英社プロダクションと同施設設置者の静岡県とともに、豊橋市に対して損害賠償の訴えを起こしました。ご両親の無念な思いはしっかり受け止めなくてはなりません。一方この問題は、義務教育が政治の影響を避ける自主性の確保ということの必要性についても考えなければならないという難しさも含んでいます。市教育委員会ではなく、教育委員会設置者である市が訴えられたものだからです。そこで、これまでの豊橋市教育委員会、豊橋市議会などの動きを簡単に紹介します。
 事故後、教育委員会は校外学習事故の再発防止に向けて調査検討を行い、昨年4月に校外学習の指針「校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて」を作成し市内各小中学校に通知し徹底を図りました。下記をご参照ください。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_kyoiku/gakkoukyoiku/pdf/anzenkanri.pdf
 この過程で、市議会は福祉教育委員会において、事故の事実確認とこの指針の内容に関しての議論を重ねてきました。一般質問でも何度もとりあげられています。そして、この問題の学校教育活動に関しての答弁は全て教育委員会が行っています。事故を契機とする市の施設の管理マニュアルの見直しなどについては、副市長など市長部局での答弁もありました。ただし、事故の責任の所在等については警察の捜査結果を待つこととしており、現時点未だ詳らかにはなっていないことから、処分等も行われていません。
 今年1月には国交省運輸安全委員会による事故の調査結果が公表され、これに基づき教育委員会は4月に下記ページのように指針の改訂を行いました。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_kyoiku/gakkoukyoiku/kougaigakushuu.html
 市の教育委員会では、昨年から6月18日を「豊橋・学校いのちの日」とし、教師と子どもたちが「いのち」の大切さについて考える日としています。月命日には毎月、教育長、学校教育課長などが西野さんのお宅を訪問し、お参りするとともに再発防止策等について報告しているということも聞いています。
 事故の再発防止ということのほかにも大変重要な要素を含む裁判になると考えられます。推移を注視していきたいと思います。

☆☆☆ 議会事務局からの連絡 4月19日〜5月2日 ☆☆☆
        [豊橋市関連ニュースなど]

【4月19日】馬越長火塚古墳出土品の重要文化財指定について
 馬越長火塚古墳(豊橋市石巻本町字紺屋谷18)の出土品が、国の文化審議会の答申を受け、文化財保護法に基づく重要文化財として指定される予定となった。市が所有するものとしては、はじめての国指定重要文化財となる。指定は今年7月の予定。
・内容等:鉄地金銅棘葉形杏葉、鉄地金銅馬具など計311点
・指定記念展示公開:6月26日(火)〜7月8日(日)豊橋市美術博物館2階第1展示室

以上

2012年4月19日号

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