メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.102 3月17日
[ホームページ http://toyo.pbeins.net/ ]

こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
 名古屋市議会がまた混乱しています。議長が慣例に従うことを拒否し、就任後一年を経過しても辞表を出さないと宣言したことによります。この議長がこれまでの一年間に多くの人を納得させる活動をしていたとすれば、こんな騒動になることはなかったものと思われます。
 まちづくりのことを真剣に議論しようとする議員も少なからずいるのですが、こうした話題で議会への信頼が失墜していくことが残念です。
※豊橋市政へのご意見などありましたら、このメールの返信でお願い致します。

◆地方自治法は第109条の二で、地方自治体の議会に議会運営委員会を置くことができるとしています。いわゆる議運です。議運では以下の三つの事項を調査することとなっています。
@議会の運営に関する事項
A議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項
B議長の諮問に関する事項
 名古屋市議会では、議長が「自分でなければ議会改革を進められない」と突っ張っていますが、議会改革に関する多くのことはこのBの定めに従い、議長の諮問により議運で協議されるということによります。
 豊橋の議運は10名で構成され、会派でいうと新政未来4名、豊流会3名、まちフォーラム2名、公明党1名となっています。昨秋から私もこの一員となりました。最近の議会改革に関する主なテーマは「議会広報のあり方」「議会における市当局への反問権の付与」などです。議会広報については、インターネットによる本会議の生中継と録画中継を昨年6月議会から行うこととなりました。以下のページでご覧になれます。
http://www.toyohashi-city.stream.jfit.co.jp/
 しかし、市内の全戸に配布される「とよはし市議会だより」については、議員名、会派名、内容など、どこまで記載するか意見が分かれ、結論が出ません。反問権についても、反問できる程度について、内容の確認程度なのか、発言の根拠まで問えるのかなど、議論が分かれて時間がかかっています。大切な議論だとは思いますが、時間がかかり過ぎています。
 その大きな原因は、豊橋市議会の議運では全員一致の原則を持っているからです。一人でも反対すれば決定できません。つまり全員が拒否権を持っているわけです。議会改革ということについては、この辺りを変えることが真っ先に必要なのではないか、とも思います。

☆☆☆ 議会事務局からの連絡 2月28日〜3月17日 ☆☆☆
        [豊橋市関連ニュースなど]

【3月1日】首都圏活動センター PR企業・展示品募集のご案内について
 首都圏活動センター(東京都千代田区)は、ビジネス・観光に便利な都心にあり、観光情報を求める首都圏の方や、豊橋地域の情報を求める行政関係者、観光関連産業の関係者等が来所する。詳細は下記ページ。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_kikaku/shutokenkatsudou/pdf/tenji_bosyu.pdf

【3月15日】豊橋ほっとメール(防災情報)外国語版開始について
 自然災害による避難指示等の防災情報を携帯電話へEメールで配信する情報配信システム「豊橋ほっとメール(防災情報)」の英語版、ポルトガル語版を開始する。詳細は以下のページ。
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/hodou/cgi-bin/index.cgi?p=houdou_detail&id=1879

以上

2012年2月28日号

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