メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.72 9月23日
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 今日はお彼岸。やっと猛烈な暑さが終わるようです。いつもならこの時期、彼岸花が満開のはずですが、朝倉川の土手の彼岸花はまだつぼみです。毎年正確にお彼岸に咲いていたこの花も、さすがに今年は異常気象に開花時期を狂わされたようです。

◆9月12日(日)に近くの中学の体育祭を見学してきました。9月とは思えない程の大変な暑さで、テントの中にいてもかなりきつかったです。中学生達はずっとカンカン照りの中での競技や演技。校長先生はじめ先生方は熱中症予防に向けて、プログラムの一部変更をしたり、場内放送では盛んに、水を飲むことと各担任の先生が用意した塩を摂ることを呼び掛けていました。幸い重症者は出ませんでしたが、数人の生徒がフラフラしながら救護室に連れられていきました。
 今までの常識では、雨降りなら体育祭は中止になるということでした。しかしこれからは、校庭の気温などに一定の限界値を設定し、それを超えた場合には自動的に「猛暑中止」ということも実施を考えなくてはいけないのではないかと思いました。現場判断に任せていたのでは、いつか、判断ミスで重大な事故につながるかもしれません。

◆今、豊橋市議会は9月定例会の真っ只中です。その中で、予算特別委員会が開かれ補正予算について審議が行われたのですが、大切なことを言い漏らしてしまい大変悔やんでいます。
 昨年問題になった国の補助金の不適正経理問題にからみ、今年度、不適正と判断された補助金の返還が行われました。これには時間が経過したことによる金利などを含む加算金も追加され、この部分については、市の管理職の皆さんがお金を出し合って、国に納めました。その集めたお金が約1500万円、加算金が1200万円ということで300万円が余ったため、今回の補正予算で市の財政に繰り入れることになりました。
 原案では、このお金を市が受け入れる収入科目を諸収入ということにしていたので、なぜ諸収入なのか寄付金として受け入れるべきではないかと質しました。これに対する答弁の趣旨は「大変特殊な事例であり、他の自治体の処理方法にならった」というものでした。私はこの答弁で引き下がってしまいました。
 後で落ち着いて考えてみたら、このことこそ不適正経理という問題を起こしてしまった根本原因だということに気付きました。先輩方がやっていた、あるいは他の自治体もやっているということで、是非の判断を主体的に行わなかったことこそ不適正経理を存続させてきた元凶です。不適正処理の後始末をする時に、相変わらず同じ考え方を繰り返していることをしっかり指摘すべきでした。大反省です。質問時に問題意識をもっとしっかり持てるようにしたいと思います。

☆☆☆ 議会事務局からの連絡 8月26日〜9月5日 ☆☆☆
        [豊橋市関連ニュースなど]

【9月16日】市の行財政改革に関する外部専門員による公開ヒヤリングについて
 現在豊橋市では、平成23年度以降の行財政改革に関するプランの策定を進めている。その取り組みとして、今回初めて、各部局の主要なテーマについて、学識経験者や公認会計士など外部の専門委員とともに、改革の方向性や考え方の議論を公開の場で行う。
(1)日時 :平成22年10月5日(火) 午後2時から
(2)会場 :豊橋市役所東128会議室(市役所東館12階)
(3)その他:だれでも予約なしで傍聴可
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/bu_soumu/gyousei/koukaihiarinngu.html

【9月22日】総合特区制度に関する提案の提出について
 国が創設を予定している「総合特区制度」に関する提案募集に対して、下の4件の提案を提出した。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/tokku_teianbosyu.html
@地域公共交通活性化特区
A外国人青少年の学力向上特区
B都市鉱山開発特区
C新農業展開特区

以上

2010年9月5日号

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