メルマガ「きずな」
メルマガ「きずな」 No.36 2月26日
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こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
1週間程前のある日の夕方、市役所の窓から外を見るとカモの仲間と思われる鳥の群れが飛んでいました。V字型の編隊は幾重もの波状となって、合計数百羽が豊川に沿うように北上して行きました。
皆さんお元気でお過ごしのことと思います。

◆今月24日に開催された豊橋市議会の広域連携調査特別委員会を傍聴しました。この日は、本来昨年夏に発表される予定だった東三河広域協議会(東三河9市町村と地域内の商工会議所・商工会で構成)の広域合併・道州制研究会の最終報告書が示され、委員により様々な角度からの質疑が行われました。
 当初予定より半年も遅れただけに、昨年春に出された中間報告よりずっと充実したものとなっており、他都市事例や東三河広域合併に向けた考え方を含む合併編、全国的な動向を示す道州制編、東三河広域合併のシミュレーションを含む分析編の三部構成、187ページに及ぶものでした。シミュレーションでは、東三河9市と湖西市が合併したケースで、財政力指数が0.99となること、製造品出荷額は6兆8千億円となり政令市の中では2位の横浜市を2兆円も上回るダントツ1位、農業産出額についても同じく2位の新潟市を1千億円も上回る1千6百億円で1位、人口は政令市中16位となる81万人などの数値が示されています。さらに@地域課題への対応A地域資源の有効活用B東三河地域の一体的な発展C道州制への対応D行政権限の拡大の五項目を合併の意義として整理しています。その上で、「東三河地域の現状は決して安堵できるような状況ではない。特に、中山間地域における医療や小規模高齢化集落などの問題は東三河地域全体の問題として認識する必要がある。今後、東三河地域がさらに発展していくためには、これらの問題にも下流域が積極的に取り組むなど、自治体間の連携をさらに強めていくことが重要である。(中略)いずれにせよ、地域の主役は住民であり、行政の形態について最終的に判断するのも住民である。東三河地域に住む人たちが『ここに住んでよかった』と思えるような地域のあるべき姿を示すことが重要ではないだろうか。」としている。
 この報告書に示されているように、今後予想される様々な外部環境変化に対して、この地域が持つ可能性を発揮して生き残っていく道の一つとして広域合併は有力な手段だと考えます。しかし、合併により首長、議員、行政職員のいずれもが減少することになります。つまり、行政関係者は総論で賛成しても各論では反対に回ることが十分予想できるということになります。市民の皆さんが真剣に考え声を上げていただくことが重要であり、我々の仕事としてはそういう機会を作っていくことであろうと考えています。

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※議会事務局からの連絡 2月9日〜2月25日
[豊橋市関連ニュースなど]
【2月12日】高校生海外派遣事業参加者募集について
 豊橋市国際交流協会は豊川市国際交流協会との共催で、本市の姉妹都市トリード市で開催される「トリード インターナショナル ユース アカデミー 2009」に豊橋市及び豊川市在住の高校生を派遣するため、参加者を募集する。
(1)募集人数 豊橋市6人(豊川市4人)
(2)応募資格 応募時に高校1年生または2年生であること
       実用英語検定準2級程度の英会話力があることなど
(3)負担金  18万円程度
(4)選考法  書類審査、作文審査、日本語及び英語による面接
(5)申込方法 3月13日(金)午後5時までに参加申込書を直接または郵送で豊橋
       国際交流協会事務局へ
(6)派遣期間 7月18日(土)〜8月10日(月)を予定

【2月13日】定額給付金・子育て応援特別手当事務局の設置について
 定額給付金と子育て応援特別手当の事務に対応するため、昨年の12月にプロジェクトチームを設けて準備作業を進めてきたが、支給事務を集中的に進めるため専任部署を設置する。
(1)名称、場所 定額給付金・子育て応援特別手当事務局、東B11会議室
(2)設置年月日 2月13日(金)
(3)体制    11名(専任8名、兼務3名)
(4)電話    51-3220〜3223

以上

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