メルマガ「きずな」 No.33 1月8日
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こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
皆さんお元気でお過ごしのことと思います。
昨日7日は七草。今年は松の内が開ける前から、政治・経済ともに緊張感に満ちた動きが見られます。一方、米国オバマ新大統領への期待も高まり、世界が新たな秩序づくりに向けて大きな変化を始めようとしているように感じられます。
◆昨日(7日)、東三河懇話会が主催する年始の恒例行事「東三河5市長・2郡町村会長を囲む新春懇談会」に出席しました。佐原市長が初めて東三河の各自治体トップと一同に会しての議論を行う機会への期待は高く、産学官から例年を大きく上回る280名の参加となりました。
パネルディスカッションでは、各首長から政令市実現への期待とあわせて山間地域などの過疎化が進むことへの危惧、豊橋市民の賛意の形成の重要性などが述べられました。これに対し佐原市長は、東三河が一つの市となれば政令市としての要件を満たすことができる、まずは市民に対してどんな政令市を目指すのかという明確なビジョンを示し、豊橋は重荷を負うことになるのではなく多様な資源を利用できる立場になることの理解を得たいという主旨により発言。一連の議論を通じた雰囲気は、昨年までのどこかよそよそしいものとはうって変わり、まさに「東三河は一つ」を実感させるものとなっていました。
今回、合併を目指す方向性は共有されたものと思います。しかし、各論に入れば様々な障害が顕在化してくることは間違いありません。合併により、首長、議員、自治体職員の数は必ず減ることになります。これらの人たちは困難な障害があれば挫折することもあり得ます。このことを考えると、新しい時代環境の中で生き残っていく自治体づくりに向けた、市民の強い関心が不可欠であり、それを盛り上げていく活動が重要であると感じました。
以上
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