メルマガ「きずな」 No.19 05月23日
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こんにちは、豊橋市議会の豊田一雄です。
◆このところ夜が涼しかったのですが、昨夜はちょっと蒸す感じがしたので自宅
の前を流れる朝倉川を覗いてみました。期待通り蛍が飛んでいました。上流の内
山川まで見に行ったところ、こちらでも飛んでいました。まだ出始めといったと
ころでしょうか。チラホラ見える光が、ゆったりボーッと舞ってるのもいいもの
です。
◆今週、二つの講演を聞きました。一つは名古屋のシンクタンクが主催するもの
で、テーマは「公共再編と自治体マネージメント」。福祉などの公共サービスを
だれが担うべきかというお話です。1980年代までは行政が担い手となろうとして
いましたが、その負担が大きくなり過ぎ、対策として民間企業の経営手法を取り
入れるということが行われるようになりました。PFIなどです。ところがこれが
公共サービスの質の低下を招くということになり、今では市民協働あるいは地域
協働と呼ばれるパートナーシップに期待が持たれているというものでした。
もう一つは、田原市議会が行ったシンポジウムでの基調講演です。そもそもの
演題は「中部地方における広域連携の重要性と道路整備」でしたが、話が本題か
ら少し外れました。それた話題は国土形成計画で言われている「新しい公」とい
うことについてです。市場経済は優れたシステムですが万能ではなく、それを行
政が補うことが必要とされたということでした。しかしそれでも公共サービスに
ついて行き届かない部分があり、それを行う主体としてNPOなどの「新しい公」
が期待されていると講師はおっしゃっていました。
どちらもよく似た話で、今の潮流の背景を実感した次第です。豊橋市ではPFI
や事務事業評価など既に限界がささやかれている制度と、百周年を契機にスター
トした市民協働という新しい考えが同時に進められています。行政の使命は何か
をしっかり見定めることの重要性を感じると同時に、ケネディの言う「国が何を
してくれるのかではなく、国のために何ができるかを問うべき」という言葉を思
い出しました。
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※議会事務局からの連絡 05月14日〜05月22日
[豊橋市関連ニュースなど]
【05月19日】国民健康保険税催告書の記載内容の誤りについて
国民健康保険税収納率向上対策の一環として、5月13日(火)付けで滞納者に発
送した催告書の内容に誤りがあった。催告書には未納となっている金額を表記す
ることになっているが、一部納税のあった期別催告書については、残額も納税さ
れた状態となっていた。この結果、関連する期別の延滞金及び督促手数料につい
ても誤った金額が記載されることとなった。(発送件数6,796件、訂正件数4,288
件)
原因は滞納者の抽出にあたって、最近の未納者とそれ以外に分けた際の電算シ
ステムの条件設定の不備と、打ち出し結果のチェックが不十分だったため。該当
する方に、お詫び文とともに訂正後の調書をお送りした。
以上
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