2018年9月11日(火) 総務委員会
青字は答弁
質問テーマ [物品購入契約(総合動植物公園の園内バス)締結]

物品購入契約(総合動植物公園の園内バス)締結

【1回目質疑】
 本議案は総合動植物公園の園内バスの更新に関する物品購入契約に関するものである。「契約方法」として、「随意契約」ということになっているが、なぜ、入札などを行うのではなく随意契約とするのか、考え方を伺う。

【答弁要旨】
 今回の園内バスの購入に際して動植物公園において、機種選定委員会を開催し、泉陽興業且ミ製の機種が選定されました。
 また、選定された園内バスは、受注生産品であり販売代理店はなく、泉陽興業鰍ノよる直接販売のみとなり、競争入札に適さないものであることから、地方自治法施行令第167条の2第1講第2号の規定に基づき随意契約としたものです。

【2回目質疑】
 契約でその性質又は目的が競争入札に適しないものに関する地方自治法の規定に基づき判断したとのことだった。
 次に、購入先として泉陽興業鰍選定しているが、選定プロセスと選定理由について伺う。

【答弁要旨】
 選定プロセスについては、機種選定委員会を開催し、利便性、安全性、デザイン性、コスト面などの観点から審査を行いました。その中で、泉陽興業製は、特に利用者への安全対策や乗降性が優れていることと、また維持管理が容易で安価であることが高く評価され、選定に至ったものです。
 特に安全性においては、可動式進入防止ベルトや運転手と乗務員が別々に制御可能な2系統緊急ブレーキ装置など、他の機種にない安全装置が搭載されており、安全面で特に効果が高いと評価をされたものです。

【3回目質疑】
 機種選定委員会が、泉陽興業製はコスト、維持管理、安全性に優れていることを評価したことにより同社製品を選定したということがあり、同社から購入するということにしたことについては理解した。
 契約価格については、28,998,000円となっているが、この金額が適正価格であるという検証はどのようにして行ったのか、または適正であると判断した根拠は何かについて認識を伺う。

【答弁要旨】
 機種選定委員会において、泉陽興業製は最も設備が充実し、最も評価が高い機種でありましたが、価格についても他機種に比べ最も安価でした。また、他の施設の機種を調査したところ、同等額にも関わらず駆動能力が劣り、輸送人数の少ない車両や、より高額でありながらも可動式進入防止ベルトや2系統緊急ブレーキ装置などがなく、安全面で劣るといった結果となりました。
 このように、機種選定においても、一番安価であったこと、また、他施設の導入実績から判断しても価格の優位性があったことから、今回の価格を適正なものと判断したものです。

【まとめ】
 契約価格について、適正であると判断した根拠について理解した。


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