2010年9月15日予算特別委員会
青字は答弁
質問テーマ [補正予算案における歳入の内、「諸収入」について]

[補正予算案概要]補正予算総額は約27.5億円。その主な財源は地方交付税。豊橋市は今年度から地方交付税の交付団体になり、当初3億円程度を見込んでいたものが、約31億円の交付を受けることとなり、その差額等が9月補正予算に計上された。主な使途は、道路・公園、農業施設等の整備、公共施設の改修、修繕等の「地域活性化事業」に約7.2億円。公用公共用施設用地(羽根井スポーツ広場)購入の前倒しによる「将来の財政負担軽減」に15.3憶円など。

歳入における諸収入の雑入3,021千円について

【1回目質問】

  • 不適正経理に関する国への返納金を、市の管理職の皆さんが供出をし、その余剰金を市の財政に繰り入れるものという説明だった。余剰金の使途としては市政に有効に活用するとしており、今回の使途については部局長の集まりで有効活用であると判断したこと、OB、現職の管理職ともしっかり意思疎通ができているとの説明だった。
     そこで、この余剰金300万円余を市財政に繰り入れるにあたり、なぜ諸収入という科目に仕分けたのか伺う。
【答弁要旨】
  • 大変特殊な事例であり、他自治体の事例を参考にして、受入科目を諸収入の雑入にすることとした。

【2回目質問】

  • 今回の補正予算案には、4件の市民からの金銭の提供があり、一般寄付として受け入れられている。管理職からの300万円余も類似した性格のものであり、同様に一般寄付に仕分けられるべきものではないのか。どこが違うのかを教えていただきたい。また、今回、その使途として市民協働関係、子ども関連が選択されたが、諸収入ということではだれの意向によるものかわからない。どのように認識されているのか伺う。
【答弁要旨】
  • 4件の一般寄付については、寄付申込書により金銭が提供されたという点で管理職からの300万円と異なる。市民協働関係、子ども関連の使途を選択したのは、市長の意思による。

【まとめ】
 なかなかわかりにくい説明だった。今後については、受入仕分け科目についても、どういう意味を持つかについてさらに研究されることを期待する。


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